梅小路機関区の扇形機関庫は国の重要文化財に指定され京都鉄道博物館の一部として残っていますが、現在の本館あたりに立派なガントリークレーンと給炭槽がありました。そのいかにも厳つい重厚な姿は、かつて東海道本線の特急牽引機が配属されていた主要機関区としての証であり、この設備も文化財として保存してもらいたかったと思うのは私だけでしょうか?
せめて私のNゲージジオラマでは転車台、扇形機関庫、ガントリークレーン、給炭槽は個人の重要文化財として保存して行きたいと思っています。
ところでその当時は気にもとめていなかったのですが、今スキャンしながら「お~」と思った写真を以下に紹介します。
まずは機関庫内で全般検査(中間検査か?)中の次の写真に写っているのは、なんと吹田第一機関区の「デフ無しナメクジ」で有名なD51_91です、キャブ側面のナンバープレートでかすかに読み取れます。2枚目の写真では手前の車軸にペンキでD5191と書かれています。
次の写真はこれまたなんとC57_139のお召し仕様の姿です。この当時にお召し列車として使われたという記録は見つかりませんが、なぜこの時こんな姿で梅小路にいたのか不明です?
ご承知のように現在もお召し仕様でピカピカの状態でリニア・鉄道館に保管されています。
本日のおまけ
こんなアングルで撮影できた良き時代でした。
写真はすべて昭和44年(1969年)です。
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